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2025.4.6 07:00お知らせ

<新コロナ真理教の人々号外⑪> 【超過死亡Ⅲ】

<新コロナ真理教の人々号外⑪>byカイジロウ

【超過死亡Ⅲ】

 

 2024年人口動態統計の速報値が出ましたので再びこの話題を取り上げます※①。2024年の死亡数は162万人。例によって2017年の死亡中位推計と比較しますと11.6万人の大幅な超過となり、2022年から3年間の累積は32万人となりました※②※表①。ちなみにこの162万人は2031年に到達すると予想されていた水準です。高齢者数は把握されているので毎年10万人規模の乖離は誤差ではあり得ず、かつコロナ死は呼吸器系疾患死の減と相殺できます(新シリーズ㊳)。すなわち老衰増が死亡増の直接原因であり、日本人は平均して7歳ほど歳を取ったということでしょう。ちなみに感染研は予測値を上げすぎ、2024年は何と過少死亡と宣う有り様ですから開いた口が塞がりません※③

 この2017年の死亡中位推計は最新ではありませんから、2023年推計との比較もしてみます※④※表②。この2023年4月に公表された推計値は、当年2023年死亡を前年より下がると予想していますが、それは合理的な予測です。当然ですが人があまりにも多く死んだ場合、それは死ぬべき人の先食いなので翌年の死亡は減るはずなのです。つまり人口問題研究所は2022年を「死にすぎ」と認識したので2023年の死亡が減ると予想したと考えられます。しかし現実の死亡は減るどころか一貫して増え続け、その持続的な死亡増は、国民が一斉に老化した事実を雄弁に示しています。

 そもそもこのワクチンの機序は修飾塩基による免疫抑制がキモですから※⑤、悪性腫瘍など中長期的な健康被害が出るのは当然で、死亡増の原因を接種に求めることに何の不合理もありません。ワクチンの中長期的な健康被害を示す研究結果は以前から出ていますし※⑥、先頃接種後709日経ってもワクチン由来のスパイクタンパク質が見つかった人がいるという論文が出ました※⑦。IgG4が癌の悪性化を促すという論文もあります※⑧。あまり恐怖を煽りたくありませんけれど、この大幅な死亡増は接種を原因とした遅効的な健康被害が原因と考えるより他はないのです。そして取り返しのつかない健康被害があからさまになって尚、接種中止が出来ない医学界、厚労省がどういう存在なのか、我々はよく考えるべきなのです。

 

※①)人口動態統計(厚労省)https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2024/dl/202412.pdf

 

※②)日本の将来推計人口(平成29年推計)(国立社会保障・人口問題研究所)
https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/db_zenkoku2017/db_zenkoku2017syosaikekka.html

 

※表①)死亡中位推計(2017年)と実死亡の比較

 

※③)日本の超過および過少死亡数ダッシュボード(国立感染症研究所)
https://exdeaths-japan.org/graph/weekly

※④)日本の将来推計人口(令和5年推計)(国立社会保障・人口問題研究所)
https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/db_zenkoku2023/db_zenkoku2023syosaikekka.html

 

※表②)死亡中位推計(2023年)と実死亡の比較

 

※⑤)2023年ノーベル生理学・医学賞「mRNAワクチンの実用化を可能にした修飾塩基の研究」とは?(産総研マガジン)https://www.aist.go.jp/aist_j/magazine/20231220.html

 

※⑥)コロナワクチン接種後に懸念される中・長期的な副反応(アゴラ)
https://agora-web.jp/archives/220802235653.html

 

※⑦)まいちさんのTwitter
https://x.com/maiti_86/status/1892531768332349911

 

※⑧)IgG4は免疫抑制を介して癌の悪性化を促す: Journal of Immuno Therapy of Cancerに掲載された論文から(荒川央)
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/nfd0a8858b967

コロナ真理教の人々
庶民が医学に疑問を持たねばならない
医学は科学ではない
医学の常識は歴史と共に変わる
医学は宗教に近い
人は信じたいことを信じる
医学と闘うために
誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
誤解:超過死亡は出ていない
誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
㉚誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い
㉛誤解:でもマスクに害はないでしょ
㉜誤解:でも健康診断は身体のためだよね?
㉝誤解:日本の研究者は誠実で優秀
㉞誤解:薬害は推定無罪であるべき
㉟誤解:人工ウイルス説なんて陰謀論
㊱誤解:人工ウイルスの目的はビルゲイツの人口削減
㊲誤解:反ワクって非科学の一枚岩で気色悪いよね
㊳誤解:接種したが副作用がなかったから大丈夫だ
㊴誤解:シェディングは陰謀論
㊵誤解:DNA混入問題はデマ
㊶誤解:mRNAワクチンにDNAが入る筈がない
㊷誤解:レプリコンは明治製菓の新しいお菓子?
㊸誤解:私の主治医は魅力的だから医者は信用できる
㊹誤解:医学者というプロが間違う筈がない
㊺パンデミックが終わるとき
㊻最終回:日本でコロナ騒動が長引いた理由

 

新コロナ真理教の人々
➀超過死亡
②過少死亡と病院経営
③コロナワクチンは終わるのか
④医学は本当に宗教なのかⅠ
⑤医学は本当に宗教なのかⅡ
⑥医学は本当に宗教なのかⅢ
⑦厚労省の心筋炎詐欺グラフ
[号外]紅麹問題
⑧XBB詐欺と抗原原罪
[号外②]パンデミック条約反対デモ
⑨コロナ論の論客たち
[号外③]コロナワクチン被害国家賠償請求訴訟
⑩コロナ騒動と人間関係
⑪mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅰ
⑫mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅱ
⑬ワクチンとサヨク思想Ⅰ(日米の政局について)
⑭ワクチンとサヨク思想Ⅱ(自然主義について)
⑮ワクチンとサヨク思想Ⅲ(陰謀論者について)
⑯プラセボとRCT
⑰真の危険性は誰も知らなかった
⑱コロナ言論の全体主義
⑲コロナ騒動とカルト
⑳マスク問題再考
[号外④]コロナ騒動と東京都知事選
㉑コロナ騒動とハンセン病
㉒落とし所の模索
㉓そもそも死因は明らかになるのか
[号外⑤]愛子様祭りから考えたこと
㉔コロナ騒動と原爆の日
㉕射つほど感染する
[号外⑥]南海トラフとコロナ騒動
㉖mRNAワクチンなるものはワクチンなのか
㉗謝れない人たち
㉘関係者は罰せられるのか
㉙コロナ騒動と男性優位社会
㉚『世にも危険な医療の世界史』を読む
㉛レプリコンワクチン
㉜人体に不可逆はある
㉝自分の目で見て自分の心で感じる人は少ない
㉞コロナ詐欺に気づいた日
㉟原典に当たる
㊱伝播はするのか
㊲超過死亡Ⅱ
㊳超過死亡の死因
㊴コロナ騒動とカルトⅡ
㊵生存者バイアス
㊶リードタイム・バイアス
㊷コロナ騒動と善意
㊸手術成功、患者死亡
㊹不要な手術
㊺意地悪な日本人
[号外⑦]インフルエンザの流行
[号外⑧]明治製菓ファルマが立憲の原口議員を提訴
㊻しないよりした方が良い、のか
㊼不安な日本人
㊽行われない調査
[号外⑨]米国のコロナ対策総括文書を読む
[号外⑨-1]米国コロナ対策総括文書を読む:ウイルス人工起源説
[号外⑨-2]米国コロナ対策総括文書を読む:コロナ対策費
[号外⑨-3]米国コロナ対策総括文書を読む:WHO問題
[号外⑨-4]米国コロナ対策総括文書を読む:社会的距離
[号外⑨-5]米国コロナ対策総括文書を読む:マスク問題
[号外⑨-6]米国コロナ対策総括文書を読む:ワクチン問題
[号外⑨-7]米国コロナ対策総括文書を読む:コロナと子どもたち
㊾医学の語り口
㊿(特別回)“扇動”責任者の問題

51 医者は賢いのか
52 統計的事実を考える
53 統計と見識ある医者の言葉で恐怖感情を制御する
54 企業は不正をする
55 弱毒だから許されるのか
56 脳外科医竹田君
57HPVワクチン
[号外⑩]接種者はDOJOに参加出来ないというデマ

 


 

 

どんなに異常なことでもそれがずっと続けば「当たり前のこと」のように錯覚してしまうというのは人間の感覚としては避けられないことなのかもしれませんが、それにしても、「人が死に過ぎている」という事態がずっと続いて「当たり前のこと」のようになってしまっているというのは、あまりにも恐ろしいことと言うしかありません…。

 

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次回の開催予定

令和7年 5/4 SUN
14:00〜17:00

テーマ: 「志桜里応援ゴー宣DOJO・第一弾 東京」

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